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武中ご夫妻による地中海クライミングと歴史探訪


 武中ご夫妻はヨーロッパの歴史と文化に造詣が深く、たくさんのことを教えて頂きました。そして、実際にクライミングをしながら、ヨーロッパの原点を旅してみようということになったのです。
      テーマ     遺跡         岩場
2006年 ギリシャ     アテネ、ミケーネ  カリムノス島
2008年 ローマの発展 ローマ、フィレンツェ スペルロンガ
2009年 ポエニ戦争   シチリア島西部   パレルモ
2011年 西ローマ帝国の滅亡 ラヴェンナ フィナーレ・リグレ
 ローマのパンテオンに行った時、武中さんから面白いものを見つけたよと紹介していただきました。それはラファエロの墓に掘られた碑文です。
ILLE HIC EST RAPHAEL TIMUIT QUO SOSPITE VINCI RERUM MAGNA PARENS ET MORIENTE MORI
英訳(Here lies Raphael, by whom Nature feared to be outdone while he lived, and when he died, feared that she herself would die.)
和訳(ここにラファエロ眠る。彼が生きていたとき、自然は彼に出し抜かれるのではないかと恐れ、そして彼が死んだとき、自然は自分自身が死んでしまうのではないかと恐れた。)
(関連作品:「クライミングと歴史探訪の旅 ~スペルロンガ、フィレンツェ、ローマ~」)