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クライミングと歴史探訪の旅 〜フィナーレ・リグレ、ラベンナ〜

作品時間 52分  フィナーレ・リグレでのクライミングは完敗だった。しかし、青い海、白い砂浜と、安くて新鮮な食材は私たちを十分に楽しませた。

<<映像はオープニングのみ>>

 「イタリア旅行記〜フィナーレ・リグレ、ラベンナ〜」はこちら
キャスト 武中徹、武中妙子、右島君男、右島恵
撮影時期 2011 10/4 - 19
カメラ 末次浩(Original CV)
編集 末次浩(Original CV)
制作 Original CV


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sue フィナーレ・リグレでのクライミングは完敗だった。  そう言えば、カナダ・スコーミッシュで会ったフランス人クライマーに、「10月にフィナーレ・リグレに行くんだ。」と話をしたとき、「ふーん、イタリアの中ではアルコと同じように大きなエリアだね。」とは言ったものの歯切れが良くなかったように感じる。  フィナーレ・リグレに来て、スイス、フランス、オーストリアから来たクライマー達とも出会ったが、みんな、ここの岩場には手こずっているようだった。  フィナーレ・リグレの岩質は石灰岩である。タイ・プラナンのようにコルネが発達して大きく前傾しているというところは少ない。基本的にフェースである。  それなのに、何故、登れないのか。ここのルートはメンタル的に厳しいのだ。  それはルートの核心部とボルトの打たれている位置に関係する。例えば、3メートル間隔でボルトが打たれていたとしよう。  まず、核心部がボルトの打たれている0.5メートル上にあったとする。そうすると核心部を越えることができずに落ちたとしても墜落距離は1メートルである。どうってことはない。  ところが、核心部がボルトの打たれている0.5メートル下にあったとしよう。ということはその下のボルトから2.5メートル登って来ているわけで、ここで核心部を乗り越えられずに落ちると墜落距離は5メートルとなる。フェースなので、打ちどころが悪ければ打撲や捻挫をするかもしれない。だから、核心部を乗り越えることのできる絶対の自信と技量がなければ、なかなか突っ込んでいけないのである。  概して、日本のルートは安全でルート開拓者は前者の思想でボルトを打っているところが多い。ところが、フィナーレ・リグレのルート開拓者は明らかに後者の思想でボルトを打っている。  だから、日本のルートを登る感覚でルートに取り付くとシビレテしまうのだ。  しかし、クライミングは完敗だったものの、フィナーレ・リグレはリビエラにあるのだ。眩しい陽光と白い砂浜。食材は新鮮で、安くて、美味しい。生活するには天国のようなところだ。  つまるところ、クライミングは完敗! そして、フィナーレ・リグレに乾杯!なのである。

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