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台北の三日間

● メールマガジン No.36(2006.7.1)

作品名「台北の三日間」
撮影・編集 Original CV、制作 福岡県男性
作品時間 46分

 「おばあちゃん」、「お」「し」「あ」「わ」「せ」「に!」

 若いマイクロバスの運転手が、一生懸命に練習したつたない日本語で母にさよならのあいさつをした。ここは台北の国際空港出発口である。

 この三日間の台北旅行は、数ある旅行の中でもひときわ想い出深いものとなった。主催者は兄夫婦。参加者は兄夫婦の他に、82歳の母、そして、大学院から専門学校へ通う兄夫婦の息子たち3人と私。生存している親子三代が全員集合しているのである。

 私個人としてはビジネスで過去に何十回も台北に来ていた。しかし、それはクライアントの打ち合わせと飲み屋街を放浪しているだけで、台湾のほんの上っ面だけしか見ていなかったと今回の旅行で痛感した。

 まず、台湾の人たちは家族を大切にする。だから、親子三代の旅行と知ると、それがあたかも自分のことであるかのようにとても暖かく接してくれるのだ。カメラのファインダーを覗くと、周りからの暖かい目線を感じずにはいられなかった。

 また、ガイドの陳さんもゼネレーションの違う親子三代を相手にわかりやすく説明してくれた。龍山寺、中正紀念堂、忠烈祠、故宮博物院、はたまた、足つぼマッサージまで。現代の日本人以上に日本をよく知っている陳さんだからこそ、出来る芸当なのだろう。

 この親子三代の旅行で得たものの大きさは計り知れない。そして、この貴重な記録は1本のビデオとなり、私たち家族に新たな宝物として、永遠に残っていくことであろう。

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