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2012年03月21日

たそがれクライマー奮闘記(3) クライミングというジャンルの横幅

 一概にクライミングと言っても、その横幅は広い。もちろん、クライミングの世界にも流行があるわけで、その時代によってクライマーが集うところが変わってきた。
 エベレストを中心に最高峰のピークに達することを求めた時代。谷川岳に代表されるようなより難しい岩壁をあらゆる手段を駆使して登った時代。ラバーソールが開発されてエイドを使わずにより高難度の岩壁を登る時代などなど。氷を登るアイスクライミングや沢登りなども含めると、クライミングの裾野は相当に広い。
 これらのどれひとつを取っても、それを極めようとすれば膨大な時間と努力とお金が必要になる。

 そして、もうひとつ言っておこう。過去になされた輝かしい栄光を2番手で達成したとしても、その輝きは小さいということだ。つまり、何か新しいことを常に求めていくのが人間の本質であるということなのだ。

投稿者 sue_originalcv : 2012年03月21日 23:27

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