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2012年04月09日

たそがれクライマー奮闘記(11) 重心の位置

 今は片手でホールドを掴み、両足でスタンスに立っている場合を考えている。まずは、ホールドが真下に効く場合だ。
 このとき、最も手に負担がかからない体勢を探してみると、掴んでいるホールドの真下に体の重心が来るようにすればよい。それには両膝を柔らかくして、ホールドの真下に重心が来るようにすればよいのだが、このとき両膝が曲がっていたら、つまり、お尻が落ちている状態になるが、手には俯角の方向に引っ張る力が生じ、必ずしも負担が軽くなっているとはいえない。
 出来る限り、重心の位置は壁に近づいた方がよい。つまり、お尻が落ちていない状態を作ればよいのだ。どうする?
 片足の膝を伸ばすようにすれば、体の重心は自ずと壁に近付く。もっと言えば、膝を伸ばした足の爪先をかきこむようにして、かかとが上がるようにすれば、より体の重心は壁に近付く。
 この体勢を作れば、完全に片手をレストすることが出来るのだ。

投稿者 sue_originalcv : 2012年04月09日 21:35

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