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2012年04月18日

たそがれクライマー奮闘記(13) アンダー・クリング

 片手でホールドを掴み、両足でスタンスに立っている場合の続きである。最後に、ホールドが真下に向いている場合だ。
 ホールドをアンダーで利かせるとき、体が上がっていかないと十分に体を保持できない。ホールドは腰の位置よりも下にあるぐらいが望ましい。
 片手でアンダーを掴んでバランスを取る場合、サイド・プルと同様に片足はインサイド、もう一方の片足はアウトサイドにすれば、アウトサイドにした方の腰が壁に近付いて、重心が後ろにかからない。

 サイド・プルも、アンダー・クリングも、壁から後ろにはがれてしまうところを、作用反作用の力でこらえることになるので、それ相応の力を使うことになる。この体勢に入る前に十分にレストして、この体勢に入ったらどんどんと登ってしまった方がよい。

 一般の人はハシゴ登りは出来るけれども、このサイド・プルやアンダー・クリングの登りは出来ない。ということはこれらが出来るようになったら、一端のクライマーになったと言えると思う。

投稿者 sue_originalcv : 2012年04月18日 22:44

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